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いやね、土曜の話になるんですが。
京都の旅館で。温泉にいく前にたまたまローカル局にチャンネルを合わせたら、「狐と宇宙人」という創作狂言を放送していまして。衣装やセットは狂言なのに「私は悪い宇宙人です」みたいな台詞を言っているわけですよ。しかもUFOみたいなハリボテを身に着けていたりするし、背景が星空だったのが途中で馴染みのある松の絵になって、物凄くシュールすぎて吃驚しましてね。ちょうど始まったところだったので、ついつい最後まで観てしまいました。
なんぞこれwwwwwwwwwwって調べてみたら、小松左京氏の脚本だそうで。
あーだから狂言なのにSFなのかーw

というわけで、京都旅行中に3冊ほど積み本を読破しましたが、とりあえず今日読み終わった本の感想でも。
長くなるので続きに収納しています。

遷都 (ケイブンシャ文庫)遷都 (ケイブンシャ文庫)
(1995/05)
小松 左京

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小松先生の本ですが、SFではなく、平安時代を舞台にした三作の短編中編集です。高田崇史氏のQEDシリーズや高橋克彦の鬼シリーズ、怨霊関係の資料を読んでいると馴染みある事件と内容ばかりで、しかも作中で史実を詳しく解説してくれているので、非常に分かりやすかったです。ただオチというか結末論は、それらの本を読んで前知識があるとすぐ分かっちゃうんですけども……。
あ、でも書かれた時期を考えれば、この作品がこの手の歴史ミステリでは最初になるのかな?
「遷都」はミステリというよりもただ淡々と史実を述べているだけでしたが(むしろ怨霊や呪いという概念が輸入されたものだというのに吃驚)、「応天炎上」は「誰が燃やしたか」という点が非常に意外で面白かったです。同じ応天門の変を取り上げた高田克彦氏の鬼シリーズ「髑髏鬼」だと、燃やした&首謀者はあの人でしたし。
やっぱ小松先生も落馬=暗殺って暗に言ってるよねー。
「糸遊(かげろう)」には「うた恋い」に登場した人物が多く出てきて馴染みやすく、道長と同時代な人々オールスターズな感じでした。というか某人物が出てきた&その解説で、「あ……っ(察し)」になっちゃうんですけどもーorz

ちなみに応天門の変に関連した資料では「伴大納言絵巻」というのがあるのですが、その絵巻には謎の人物が描かれていまして、それが誰なのか、どうしてそこに描かれているのかというのが非常に議論になっています。興味ある人は「伴大納言絵巻 謎の男」でぐぐると色々出てくるかと。
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