そういや有栖川有栖とか御手洗潔シリーズは知ってはいるものの全然読んだことなくて、ふたミルの主人公の元ネタぽいしそろそろ読んでおかないとなーと思っていたら、店頭で【占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)】が出てたので買ってみました。
積み本も溜まってるしなー。原稿が終わったら読んでおきたいところ。

というわけでWikiで登場人物を確認していたのですが、ふたミルの新キャラ、アリスちゃんの元ネタはアリスシリーズの有栖川有栖、カズミちゃんの元ネタは御手洗潔シリーズの石岡和巳でいいのかなぁ? まぁ名前が発表された時点で言われていましたけれど。
二人共名探偵のワトソン役だから、元ネタが探偵のミルキィちゃん達に比べて半人前ということにもなるわけで……。(小林オペラ先生は助手の小林少年が元ネタで、ミルキィではコチラが名探偵になってるけど)
一方、警察官らしく時刻表をにらめっこしたり地道に事件を解決させている十津川警部を元ネタにした十津川警子ちゃんは警察所属ですが、いやぁ……今のところ明確に語られてませんがどうみても桃怪盗なわけで……w
今のところ、ミルキィでは日本の名探偵はトイズなしで警察キャラになってたんですけどねー。


そんなわけで軽くまとめてみました。
長くなるので畳んでます。
▽常磐カズミ
おそらく元ネタは御手洗潔シリーズの石岡和巳。
「常磐」には、永久不変な岩のこと、転じて永久不変なことという意味と、冬でも緑色のまま不変である常緑樹のことを指すので、=石(岡)になるかなーと。
あと相棒の探偵(御手洗潔)は、横浜の馬車道で探偵事務所を開いています。シャーロック・ホームズ系統のエキセントリックな探偵らしく。

▽明神川アリス
おそらく元ネタは、通称アリスシリーズの語り部(ワトソン役)の有栖川有栖(筆者と同名)から。こちらはエラリー・クィーンの影響が色濃いというか、日本版エラリーというか。
有栖川というのは京都にもある地名で、嵐電の駅名にもなっているのですが(嵯峨野辺り)、「有栖川」という名前の川を大覚寺の大沢池を散策した時に見た覚えがあったので調べてみたら、大覚寺から桂川まで流れている川を有栖川というらしく。有栖川という地名自体は徒然草にも出てくる程古いので、これと対比させて神社の境内を流れる「明神川」を元ネタにしているのかなーと。
ちなみに明神川というのは、上賀茂神社の境内を流れている「楢の小川」が境内を出て名前を変えたものです。ちょうど社家(昔の上賀茂神社の神官の家。かつてそれらが多数あったのでそう呼ばれる地域を指す)辺りを流れていて、社家の庭には明神川から水を引いていて禊をしていたんだとか。

▽明神川シオン
アリスの兄。父が怪盗で(というか代々続く怪盗家ぽいなぁ)、跡継ぎとして怪盗としての教育を受けてきたものの、(ミルキィと怪盗帝国のような)怪盗と探偵のお互いを認め合うような関係、及び父が語る怪盗の美学に疑問を抱き、カラー・ザ・ファントムを立ち上げたことが7話で判明。
「シオン」の元ネタがホント不明でして。ただこれまでに作中で判明した事から、もしかして探偵や怪盗などミステリ方面じゃなくて、素直にシオンという植物の伝説や花言葉が由来じゃないかなーと最近思ってます。
というのも、シオン(紫苑)には鬼の醜草、忘れな草という別名があって、後者にはこういう伝説があるんですよね。
仲の良い二人の兄弟が、親が死ぬと毎日墓参りに行っていたが、やがて兄は墓の周りに忘れ草を植えて墓参りもやめてしまった。一方弟は、親を恋しく思う心忘れまいと忘れな草を植えて墓参りを続けた。するとある夜、弟の夢の中に墓守の鬼が現れて「お前の親を想う心に感動したので、明日起こることが分かるようにしてやろう」と告げた。そうして弟はお告げ通り翌日起きることが予知できるようになり、幸せに暮らした。
カラー・ザ・ファントムの本名には元ネタ縛りがないみたいなので、もしシオンのトイズが予知関係だとしたら、元ネタはコレの可能性が……?
でも予知のトイズって、怪盗には微妙に不向きなんですよねー。でも行動予測って意味にすれば攻撃をかわしまくれるからいいのかな?

しかし兄は忘れようとして、弟は忘れないようにした……これを明神川家の兄妹に重ねると意味深なような。
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